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  • 2013.7.13

    Fête de Nationale~フランス革命記念日~

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    明日の7月14日はフランス革命記念日。日本では「パリ祭」と呼ばれ、それにちなんだイベントも開かれるほど親しまれています。

    さて、日本では「パリ祭」と呼びますが、もちろんフランスではそうは呼びません。実はもっとシンプルで「14 juillet」(キャトルズ・ジュイエ)と呼ばれています。これは、フランス語で7月14日の意なので、まさにそ日付をのまま呼んでいるわけです。

    ですが、これにはきちんと理由があります。フランスはもちろん現在は「フランス共和国」ですが、昔はルイ王朝で代表される絶対王政が長きにわたって続いた国でした。国民は度重なる増税や、飢饉で飢えに苦しみ、日々のパンにすら事欠く人々が大多数を占めていました。その貧困も限界に達し、1789年7月14日にフランス革命が勃発し、民衆たちは当時政治犯を収容していたバスティーユ監獄を襲撃し、陥落させました。そしてこの市民革命は絶対王政の廃止にまで持ち込んだのです。このフランス革命が掲げた自由、平等、友愛の思想はその後の民主主義や市民社会の土台となったといわれています。

    この歴史的に記念すべき日を国民全体で祝う日がこの14 juilletです。この日はフランス各地で軍事パレードが行われ、夜にはダンスパーティや花火大会などさまざまなイベントが催されます。

    パリではフランス大統領出席のもとシャンゼリゼ通りで華やかな軍事パレードが行われ、国歌演奏や空軍のアクロバット飛行も披露されます。軍用機がそれぞれ国旗カラーの赤・白・青の煙雲を吐きながら凱旋門からシャンゼリゼ通り上空を轟音とともに飛び、上空からパラシュート隊が空中に降下。色々なフィギュアを披露した後コンコルド広場に着地します。各メンバーが緻密なフィギュアを形成したり、決められた場所に正確に着地するには熟練された技術が必要だそうで、華麗な演技には息をのむばかりだそう。

    私があちらにいた去年はオランド大統領が着任して最初の革命記念日でした。それもあってか、14日には軒並み美術館は休館になるのですが、ルーブル美術館は無料開放され、オペラ・ガルニエではパリオペラ座バレエ団が公演の無料鑑賞を提供されていたそうです。(私はパリにはいなかったのですが)

    そしてどの地域でも行われるのが花火!!パリのシャンドマルス公園にはかなり多くの人が詰めかけていたそうです。みんな、エッフェル塔をバックにした花火が見たいのでこれはいたしかたないのですが。

    フランスは移民国家なのでフランス国籍をもつものの、様々な人種の人たちがいます。なので、宗教も全く別。クリスマスもイースターも祝わない人たちが大勢いるわけです。でも、そんな人たちもひっくるめて本当に国民全員で祝うのがこの革命記念日。全ての人々が一日を通してお祭りの雰囲気に酔いしれます。

    さて、この7月14日を皮切りにフランスは長いバカンスシーズンの幕開けです。お祭り気分をみんなでたっぷりと味わった後は、それぞれ思い思いの場所へ出発。ここから少しずつパリからフランス人が姿を消していきます。

    日本人の私たちからすれば長期の休みはまだまだ先・・・そして毎日うだるような暑さが続きますが、そんな時こそしっかり美味しいものを食べて、飲んで疲れた心と体をリフレッシュさせて楽しいおやすみを迎えたいものです。

    夏バテ気分を吹き飛ばす料理とワインとちょっぴりエスプリのきいた小ネタをご用意してお待ちしております♪

    サービススタッフ 萩原 瑛世

     

     

  • 2013.7.10

    Le Tour de France~ツール・ド・フランス100回記念~

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    フランスの夏の風物詩といえば、ツール・ド・フランス。夏季オリンピック、サッカーワールドカップに次いで、3番目に大きなスポーツイベントなんだそうです。

    今年は100回目の記念すべき年。その特別な年にふさわしく、大会史上初となるコルシカ島からレースはスタートしました。

    このレースは全21ステージからなる長期レース。タイムトライアルあり、平坦コース、アップダウンコース、そして難関といわれる山岳コースをすべて駆使した世界で3本の指に入る有名な自転車レースではないでしょうか。

    コルシカをスタートしてからコルシカのピアナ入江、アルビ司教都市、皆様ご存知のモン・サン・ミッシェル、ロワール渓谷、リヨン歴史地区、ヴォーバンの防衛施設群、アヌシー湖上住居遺跡群、そしてあまりにも有名なヴェルサイユ宮殿とセーヌ河岸の合計9か所ものユネスコ世界遺産をはじめとした歴史・文化遺産を余すところなく楽しむことができるのも今年のツール・ド・フランスの特徴です。そして、7月21日のゴールはパリ凱旋門なわけですが、今年はゴールの時間も工夫が凝らされ、宵闇の中、ナポレオン・ボナパルトが作らせた凱旋門を史上初めてぐるりと周回しての例年以上に華々しいゴールが待っています。

    最近の自転車ブームで日本でも若者を中心にかなりプロ仕様なロードバイクに乗って颯爽と走る姿を本当によく見かけるようになりました。

    そんな自転車ブームにさらに火が付くきっかけになるか、今大会に出場している日本人選手の新庄幸也選手が先日の第5ステージでかなりの健闘をを見せていました。彼は第5ステージで228.5キロのコース中200キロ以上にもわたってレースの先頭を走るという快挙を見せました。この日はコルシカではほとんど見ることのなかった日の丸の旗がプロヴァンスの沿道をたくさん飾っていたそうです。去年のゴール前であるシャンゼリゼ通りはもちろんお祭り騒ぎでしたが、今年はステージをしっかりと盛り上げる健闘を見せた日本人選手の登場で、パリ在住の日本人や観光客も加わってさらなる盛り上がりを見せるかもしれませんね。

    さて、今日の第11ステージはモン・サンミッシェルでのタイムトライアル。レース自体にさほど興味のない私も、自分の行ったことがある地域にさしかかってくるとレースを観戦したくなります。自分が見たあの景色の中をたくさんのロードバイクが駆け抜ける画はどんなふうな画になるのだろう、と。

    放送は時差の関係もあるので20:55~26:00と深夜に差し掛かってしまうのですが、機会があればぜひ一度21ステージまでの間にご覧になってみてください。

    フランスに限らずですが、ヨーロッパは夏が最も美しい景観を体験することができます。テレビの中ではあるけれど、さながら自分が旅をしているような感覚にさせてくれるのもこのツール・ド・フランスの醍醐味。

    是非、フランスの美しさを体感してみてください!!

    サービススタッフ 萩原 瑛世

  • 2013.7.4

    ☆☆☆星の数ほどあるワインとラベル★★★

     

    ボードカフェ内観①カフェ外観①

     

     

    料理とワインのコーディネートするソムリエはワインのラベルやボトルの形・色を見て香りを嗅ぐとワインの味わいや特徴は判断できますが、ワインは香りの変化も楽しむ飲み物ですのでビギナーの方にとっては難しく思ってしまうのではないでしょうか?

    そこでビギナーの方々は自分の好みをレストランではソムリエ 小売酒販店ではワインアドバイザー(アドバイス販売員)又はコンセイエ   (フランスワイン専門の販売員)のいる店舗では相談してみることをお勧めいたします。親切丁寧に分かりやすく教えてくれます。

    ワインの特徴判断材料のラベルは履歴書でありワインに携わる者にとっては星の数ほどあるワインの情報源です。私の前回のブログでもフランス国の頭でのイメージは六角形ですと記しましたが、フランスには主要10大産地(ボルドー・ブルゴーニュ・ロワール・シャンパーニュ・アルザス・ローヌ・プロヴァンス・ジュラ サヴォア・ラングドック・南西と言う産地がありますのでビギナーを卒業したい方は是非確認してはいかがでしょうか?ワインが分かってきますよ!

    余り文章ばかり書いてばかりでは読むほうも飽きてしまいますので〆ます。

    カフェ パフュームでは沢山の種類のラベルを壁一面にデコレートしワイン8本分(6Ⅼ)のchラトゥールの瓶と可愛らしいミニ小樽でお客様をお迎えしております。上記の物を手に取って写真撮影を楽しんではいかがですか?

    そして、当レストラン オーナーシェフ 成松 真悟のお料理とワインを楽しんでください。

    ワイン好きなお客様のご来店をお待ちしております。

    ラベルコレクター 高木 康彦

  • 2013.7.2

    La meilleure baguette de Paris~パリ最高の一本~

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    フランスの食卓に欠かせないバケット。
    パリでは毎年4月末にバケットコンクールなるものが開催されます。優勝したお店は大統領官邸であるエリゼ宮に一年間毎日そのバケットを提供するという栄誉と、賞金4000ユーロが贈られます。もちろん注目度もうなぎ上りになるので、毎日の行列を約束されることになります。
    バケットコンクールは、フランスの伝統食であるパン文化を守りつつ、発展させていくという目的で1995年に始まりました。ちなみに、同じ目的で行われているクロワッサンのコンクールもあります。
    2013年の今年も、203本がエントリー。その203本は審査の前にまずは秤と尺が待っています。バケットとはフランス語で「棒」を意味しており、バケットコンクールではその「棒」の長さと重さが厳密に決められています。203本のうち条件を満たせなかった52本は、審査に進むことが出来ませんでした。
    予備審査を通過した残りのバケットたちが、写真のように一列に並べられ、審査員たちに1本1本チェックされます。香り、形、焼き色、食感、そして味わい。
    厳しい審査が終わると、10位までの入賞店舗が発表されます。今年の1位に輝いた店舗は、私も知っているお店でびっくり。友人の家の近くの14区のパン屋さんで、よく買いに行っていました。
    バケットコンクールはパン職人のお祭りですが、食べる側のパリっ子たちにとっても楽しみなイベントの一つ。
    自分のごひいきのパン屋さんが入賞して自分のことのように喜ぶ人もいれば、自分の家の近くだったのにそのパン屋さんの存在を全く知らず、新しい一軒が出来たと喜ぶ人、そして私のように入賞したパン屋さんを順番にめぐって今年のお気に入りの一軒を見つける人。本当にパンは、フランスの食卓にしっかりと根付いているんだなぁと毎日感じていたのを思い出します。
    日本でもパン文化が定着しつつあり、美味しいバケットを焼いているパン屋さんを私も何軒か知っています。
    パンの香りって、人を幸せにしますね。そして美味しいパンはいくらでも食べられてしまいます。
    でも皆様ご注意を。あまりに美味しいパンでも、食べすぎるとメインの料理がおなかいっぱいで食べられないなんてことも。目安は「ちょっと足りないな」くらいが適量です。
    サービススタッフ 萩原 瑛世

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