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  • 2013.11.19

    Est-ce qu’il aime la cuisine?~料理は好きですか? 第2回料理教室レポート~

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    先日、11月16日(土)はパフュームで第2回料理教室が開催されました。今回もたくさんのお客様にご参加いただくことができました。

    ご参加いただいたお客様、お忙しい中のご参加、本当にありがとうございました。

    今回は前回よりも少しだけレベルアップしたお料理、「若鶏の赤ワイン煮込」に挑戦していただきました。この料理は、フランスブルゴーニュ地方発祥の伝統的な郷土料理で、現在ではフランス全土で大変ポピュラーな家庭料理となっているフランス人にとっても大変なじみ深い料理の一つです。

    普段の食卓にはもちろんですが、ちょっとしたパーティー料理にも応用可能な立派なメイン料理。前回の料理教室ご参加の方も今回初めてご参加の方も、シェフの実演に向ける眼差しに皆さん力がこもっているようでした。メイン料理を作るとあって、皆さんのメモもかなり細かく、写真もかなりこまめに撮影されているように見受けられました。

    全体的に今回は、レクチャー中は皆さん真剣そのもの。その空気を受けてか、シェフのレクチャーにもますます力がこもります。

    若鶏の下ごしらえから、付け合せの準備、仕上げに至るまで終始細かく細かくレクチャー。お料理好きの方々も十分にご満足いただけたようでした。

    レクチャー後は、恒例のお食事タイム。今回は、アミューズ・前菜・メイン・デザート・プティフールとしっかりとフルコース。ワインを料理に合わせて召し上がってご機嫌になって下さったお客様もちらほらお見かけしました。

    パフュームの教室に参加されるお客様は様々。お友達同士でいらっしゃる方、ご夫婦でいらっしゃる方、お一人でいらっしゃる方。それでも、皆様一度テーブルを囲んでしまうと和やかにお話しされていて、本当に料理は人と人とを繋ぐ力もあるんだなと私個人としてはその風景を見て痛感しました。

    次回の料理教室はだいぶ先になってしまいますが、2月に開催予定です。こちらも詳細決まり次第どんどん告知させていただきます!!

    パフュームの次回教室は来年1月19日(日)の第2回ワイン教室。こちらのご参加もスタッフ一同、心よりお待ちいたしております!!

    サービススタッフ 萩原 瑛世

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 2013.11.15

    Salon du chocolat~サロン・デュ・ショコラ~

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    最近突然寒さが増し、マスク姿で外を歩く方も多く見かけるようになりました。今年の秋はあっという間にどこかへ行ってしまったようですね。

    フランスでも先日夏時間が終了し、冬時間に切り替わりました。フランスもすっかり冷え込みを増し、お天気もだんだんとどんよりした毎日が続きます。

    少し前のお話になりますが、イベント盛りだくさんな秋シーズンのフランス・パリでは、世界最大のチョコレートの祭典”サロン・デュ・ショコラ”が今年も開催されました。

    皆様もご存知な有名ショコラティエはもちろん、フランス各地の沢山のショコラティエが一堂に会し、各ショコラティエが定番のものから新作まで大変バラエティに富んだチョコレートたちがフランス全土から集まります。本当に老若男女のパリっ子たちが楽しみにしているイベントだと思います。中でも楽しみにしているのはやっぱり子供たちでしょうか。

    このイベントはパリで毎年行われているイベントの中でも大きなイベントの一つですが、珍しく子供も大人も結構立派なお値段の入場料を払います。(あくまでもほかのイベントに比べて割高と言う意味ですが)でも、その金額払っても決して損はしません。会場内は沢山の出店と美しいチョコレートのオブジェ。そして会場中を包み込むあの幸せな甘い香り。子供でなくとも大人たちも童心に帰ってしまうのではないかと思うくらい誰もがテンションの上がる空間ではないでしょうか。

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    DSC_0353サロン・デュ・ショコラで楽しみなのはなんといっても各ショコラティエで提供される無料試食。チョコレート、マカロン、アイスクリーム、キャンディに至るまで所狭しと並んでいるわけですが、それぞれの店舗で試食が可能です。特にこのイベントの良いところは、地方でのみ作っていてパリには全く出回らない美味しいチョコレートが味わえて、新たな発見ができるところ。私がパリにいた去年に発見したのはプロヴァンス地方のショコラティエのチョコレート。外見はラベンダー色をしていてびっくりしますが、お味はしっかりとした甘さがありつつも、後を引く味でいくらでも食べられそうな小粒サイズのものでした。

    上の写真は、チョコレートに関連する?香料のコーナーまでにぎわってしまっている会場の様子と毎年恒例のチョコレート製のドレス!!

    でも、もし今後このイベントに参加する皆様はご注意を。楽しいからといってあまりに長居しすぎると、会場の甘い香りに包まれすぎてくらくらしてしまう場合もあります。

    パリにはさすがに遠くて行けない皆様は、毎年新宿伊勢丹で行われているサロン・デュ・ショコラ日本へどうぞ。さすがに本家パリほどの規模というわけにはいきませんが、甘くて幸せな香りに包まれるためならじゅうぶんです。

    日本でも子供のお菓子という認識から大きく変化を見せたチョコレート。

    皆様はどんなチョコレートがお好きですか?

    サービススタッフ 萩原 瑛世

  • 2013.10.30

    Est-ce qu’il aime du vin? ~テーブルマナー&ワイン教室レポート~

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    先週の土曜日、10月26日にパフュームで初めての【テーブルマナー&ワイン教室】が開催されました。ちょうど前日から、台風の

    予報も出ていたので皆様にお越しいただけるか心配していましたが、無事に台風も逸れ、ご予約いただいた皆様にお越しいただく

    ことができました。

    ご参加くださった皆様、お忙しい中のご参加本当にありがとうございました。

    今回は【テーブルマナー&ワイン教室】。1級レストランサービス技能士とソムリエ資格を併せ持つ当店マネージャー高木が講師と

    して皆様にレクチャーさせていただきました。皆様をお席にご案内してお座りいただいたその瞬間からレクチャースタート。まずは

    知っていそうで知らないテーブルマナーのレクチャーからとなりました。セルヴィエット(ナプキン)、グラス、ナイフやフォーク

    に至るまで一つ一つレクチャー。それに並行して最初のシャンパンについても説明が入ります。

    二つのテーマが見事に融合して、和気あいあいとした雰囲気でお食事は進んでいき、赤ワインをお出しするころには高木がお客様に

    募って、実際にワインの抜栓をしていただく一場面もありました。

    レクチャーとお食事が佳境に入ったころ、突如写真のミニテストをご参加の皆様にお配りしました。すべて、今回のレクチャーで

    説明した範囲のみの問題で、ミニテストのAもしくはBのお好きなほうをお答えいただきました。

    採点は私がしたのですが、参加のお客様の中で満点が出ました!!

    満点だったお一人と、惜しくも1問だけ間違ったお客様お二人に高木からソムリエナイフがプレゼントされました。

    今回のレクチャーを活かして是非ご活用いただければと思います。

    第一回目はテーブルマナーもワインも入口の部分をまずは皆様にご体験いただきました。ご参加のお客様にご記入いただいたアンケートにも、次回ワイン会のリクエストをいただきました。ありがとうございます!

    次回のワイン会は来年一月を予定しております。現在、高木が企画を思案中です。詳細が決まり次第、HP上でお知らせいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。

    また、「こんなワイン会をやってほしい」「こういうマナー教室をやってみたいなど、なにかリクエストのあるお客様、歓迎いたします。今後の企画の参考にさせていただきますので、是非お知らせくださいませ。

    次回パフュームの教室は11月16日(土)の第2回料理教室となります。皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております!!

    サービススタッフ 萩原 瑛世

     

     

     

     

  • 2013.10.23

    Le Prix de l’Arc de Triomphe~凱旋門賞~

    凱旋門賞

    フランスの10月は本当にイベントが盛りだくさん。

    10月の第一日曜日にはパリのロンシャン競馬場でLe Prix de l’Arc de Triompheが開催されました。日本でももちろん有名なフランスのG1レース凱旋門賞は、3本の指に入る由緒正しい歴史を持ったレースで、その年のヨーロッパ各地の活躍馬が一堂に会する競走馬のヨーロッパチャンピオン決定戦です。今年は去年に引き続いての挑戦オルフェーヴルと初参戦のキズナ、日本の競争馬2頭が出場するとあってパリでもずいぶん盛り上がっていたそうです。

    競馬自体にはあまり興味のない私も、このレースだけは実は行ってみたいと思っていたイベントの一つでした。ただし、私が観たかったのはレースではなく、その競馬場とレースに来る人々。

    パリの西・ブーローニュの森にあるロンシャン競馬場は、「世界で一番美しい競馬場」と呼ばれており、広大な森の中に佇む競馬場はなんとも言えない趣がありそう。

    そして見逃してはいけないのはレースを観戦に来る人々。もちろん普通の格好の人もいますが、ドレスアップをして競馬を観戦する優雅で華やかな紳士淑女たちがいるのです。その昔、フランスを含むヨーロッパでは競馬は貴族の遊びでした。その歴史の流れを汲んでということなのか、シャンパンを片手にオッズを確認するマダムや、葉巻をくわえてレースを見守るムシュー、なんて姿がそこかしこで見ることができるそうです。競馬場は一種の社交場であった、ということなのでしょうね。

    凱旋門賞はとても粋なシステムがあります。それは、「帽子を着用した女性は入場料無料」というシステム。ヨーロッパの服飾文化において、帽子は自らのファッションセンスを表現するとても重要なアイテムのようで、それを汲んでのシステムなようです。この日のために帽子をあつらえるマダムもいらっしゃるとか。オシャレをして競馬、はもうこれで一つの立派なイベントだと思います。

     

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    内馬場ゴール前には特設のテント村が建てられており、そこは特別席になっています。

    きちんとテーブルセッティングがされており、しっかりとコースランチをいただくことができるんだそうです。

    そこで料理を楽しみつつ、レースが始まるとゴール前、約30メートル位のところで柵にもたれて観戦。なんとも贅沢な席ですね。

     

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    パリの友人の話によると、凱旋門賞は御良家の子女たちの「お見合い」の場にもなっているそうで、「社交の場」と言った雰囲気に今でもなっているそうです。また各デザイナーも、この日の来賓者に衣装を提供する事でパブリシティーにするという映画で言う「カンヌ映画祭」のような位置付けも凱旋門賞にはあるそうです。

    このように、イベント一つを取ってもある意味「別世界」を垣間見ることのできるフランス。日本でもこんな競馬イベントが開催されたとしたら、今よりももっと女性が集まるかもしれませんし、これまでとは違った社交場になりえるかもしれません。

    秋も本番を迎え、私自身もフランスのイベントのことをご紹介することが楽しくなってきた今日この頃です。

    皆様は、「これは!」というくらいのイベントをご存知でしょうか。我こそはという方、是非レクチャーしにパフュームにもお越しくださいませ。

    サービススタッフ 萩原 瑛世

     

     

     

     

     

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